ある記事
ある記事で『頓智協会雑誌』は発行停止処分を受け、外骨も「不敬罪」で3年8か月の獄中生活を送ることになるのだが、その後も外骨はあの手この手のパロディ的手法を使って、権威や権力を茶化しつづけた。
彼の袋的な仕事である藩稽新聞Lの六九号(明治葦3易日発行)には、「秘密外の0900論00記)」と題した伏字だらけの社説が載っています。
反戦的な危険思想に対する検閲のうるささを茶化した一種のパロディ表現だが、これを見たらたいていの人は伏字の部分に何か文字を当てはめて読もうとする。
が、ケッサクなのはこの文章には一字の伏字もなく、○○の部分を無視して読んでいけぼちゃんと]つの文章になっているのです。
それなら○○は要らないかと言うと、そうではない。
外骨がやりたかったのは、政府の秘密主義や検閲の暴力について語ることではなく、そのアホらしさを面白く見せることにあったのだと思います。
これはホンの一例で、外骨の方法のすごさには、ひたすらおそれ入るほかはない。
この人のことを考えると、いまさら雑誌を作ったりすることなど、いやになってしまうくらいです。
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